会員企業向けインターネットサービス「NC九州ドットコム」を運営する高光産業(株)(福岡市博多区東光2丁目、妹尾八郎社長)は7月1日、四月に発足した地元発信型音楽レーベルの博多レコーズと提携。会員企業150社のホームページで一般ユーザー向けに音楽配信サービスを開始した。
これは、NC九州ドットコムがNC会員企業向けのサービスを充実させる一方、博多レコーズは販売チャンネルの拡大を図るもの。このサービスは、NC会員企業のホームページに帰属する一般ユーザーが博多レコーズの音楽データを有料ダウンロードするシステムで、その際、会員企業には販売手数料が入る「アフィリエイトシステム」を採用している。NC会員企業は、自社HPに音楽コンテンツを所有することにより、アクセス数のアップなどにつなげることができるという。
同団体は99年11月に高光産業(株)と西日本銀行の提携事業としてスタート。入会すると、企業はインターネットを使ったアンケートプログラム、一斉メール配信などを利用できる。月会費は2万円。
日本未上陸ブランドのモール
また同社は10月をめどに、日本観上陸の海外一流商品を集めたショッピングモールを立ち上げる。なお、NC会員企業が同ショッピングモールで告知し、それを通じて消費者が商品を購入すると販売手数料が還元されるアフィリエイト方式を採用し、新しいサービスモデルの確立を目指す。
会員企業の売り上げ、アクセスアップに貢献する新サービスとして開始するもので、現在、世界各国の大使館などを通じて海外一流ブランドの出店依頼を進めている。
なお、一般ユーザーが同ショッピングモールで商品を購入するためには、NC会員企業のホームページでユーザー登録し、再入場する際にもユーザー登録した企業のホームページでID・パスワードを入力しないと通過できない仕組みを採用している。このため、NC会員企業は顧客の囲い込みと継続的な販売手数料を得ることができるという。妹尾社長は「大手のショッピングモールでも儲かっている出店企業はわずかしかない。このサービスモデルでは発想を転換し、NC会員企業が売れる商品の代理店としてショッピングモールへの集客を助長する。このサービスを実践できるのも、当社がポータルサイト方式のビジネスモデル特許を取得しているためだ」と話している。
神岡一橋大大学院教授らと共同研究
また同社は、一橋大学大学院商学研究科の神岡太郎教授らとともに、「地域中小ビジネス活性化のためのIT活用方法に関する事例研究とそのモデル化」のテーマで共同研究を進めている。
中小企業が地域における連携をベースをいかにITを活用すべきかという課題解決を目的に研究を進めているもので、その成功事例として「NCドットコム事業」が評価され、学外研究協力者として同社の妹尾八郎社長が招聘されたもの。
同団体は99年11月に高光産業(株)と西日本銀行の提携事業としてスタート。入会すると、企業はインターネットを使ったアンケートプログラムや自動解析プログラム、一斉メール配信などを利用できる。月会費は2万円。
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